胃がいたい…、なんかすっきりしない…
そんな時、「とりあえず胃薬でも飲むか」と思った方。
ちょっと待ってください!
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日本人は胃が荒れやすい? |
西洋の人と比べたとき、日本人は胃がそれほど荒れていなくてもつらい症状を訴えることが多いそうです。
日本人に特に見られるのが、胃の粘膜が薄くなる「萎縮性胃炎」というもの。
萎縮性胃炎は胃がんの発生原因になることも多く、
日本人の胃がんの発生率はアメリカのなんと10倍!
日本人は胃が弱いのです。 |
ムカムカの原因は? |
食物はのどを通り過ぎると、食道へと進みます。
食道に入った食物は、重力と蠕動運動によって胃のほうに下がってゆきます。
食道の下部には普段は縮んで閉じている「下食道括約筋」という平滑筋があります。
この筋は胃に運び込まれた食物が、胃から食道へ逆流するのを防いでいます。
急いで食べたり、大量に食べたりすると、胃酸分泌が増え、胃が拡張し、
下食道括約筋のはたらきがゆるみ、逆流しやすくなります。
食道に胃酸が逆流してくることで胸ヤケがおこります。
食道はアルカリ性なので酸には弱いのです。
胃薬を飲むとすっとラクになってように感じるのは、胃酸の逆流が抑えられるからです。
効くと感じるのはこのためですが、これを続けてしまうことは大変問題です。
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胃粘膜の萎縮は胃がんの温床 |
胃粘膜には絨毛と呼ばれる小さな突起があり、そこから胃酸がは分泌されています。
胃酸を抑える薬を飲み続けると、絨毛は退化しどんどん短くなってゆきます。
これが胃粘膜の萎縮です。
胃粘膜の萎縮が進むと、粘膜が薄く弱くなるのですぐ炎症を起こすようになります。
そして萎縮性胃炎になるのです。
萎縮性胃炎になっている胃の中は胃酸の分泌が少ないです。
そのため、ピロリ菌や雑菌が住みやすい環境になっています。
そうなると、ますます胃粘膜の炎症はすすみ、胃がん発生ということになってしまいます。
ピロリ菌が胃がんの発生に直結するというわけではありませんが、
胃酸をおさえるはたらきのある胃薬を長く服用するのはやめましょう。
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